クロスプラネット/130店にタブレット/EC受注用の固定端末も設置

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他店舗の在庫閲覧や取り寄せができる接客用タブレットの導入を進めている

他店舗の在庫閲覧や取り寄せができる接客用タブレットの導入を進めている

 ゼビオグループで、スポーツ用品のECを手掛けるクロスプラネット(本社東京都、猪股祐一社長)は同グループの実店舗における接客用タブレットの導入を進めている。130店で接客の際に利用しており、他店舗の在庫閲覧や取り寄せができる。顧客が自分に合った購入方法を選択できる環境を整えている。
 ゼビオ(本社福島県、加藤智治社長)、ビクトリア(本社東京都、藤澤剛社長)が運営する実店舗への導入を進めている。9月に渋谷にオープンした実店舗には、在庫検索だけでなくユニフォームのカスタムオーダー機能を実装した50インチのタッチパネル式モニターを設置した。
 クロスプラネットによると「タッチパネル式のモニターは、導入店舗を拡大する計画。始まったばかりだが、毎週数件ずつモニター利用者による注文が入っている」(猪股社長)と反響を語る。
 クロスプラネットはタブレット接客などによって得た顧客情報を集客に生かしたいと考えている。「スポーツ用品ECではメーカー直販型のECには勝てない。魅力的な商材の確保や、店舗を活用したオムニチャネル化を進めている」(同)と説明する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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