ファンケル/流通営業本部を再編/10月1日付で組織改正

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 ファンケルは9月12日、10月1日付で組織改正を実施すると発表した。インバウンド需要の増加、インストアシェア拡大に向けた企画力の向上、新ブランド育成など、それぞれの課題に的確な対応ができるように、流通営業本部を再編する。
 流通第三営業部が担う医療法人向けの卸販売営業機能を、ドラッグストア・バラエティーショップ向けの卸販売営業機能を担う流通第一営業部に集約する。営業活動を効率的に行うためだ。
 流通営業本部全部門のサポート業務を行う流通サポート部を「流通営業推進部」に改称。サポート業務に加えて、販売予測精度の向上や流通チャネル専用製品の開発など、営業活動を推進する組織として再編し、機能を強化する。
 このほか、店舗営業本部内の新業態推進部は発展的に解消し、既存の組織に機能を吸収する。新規顧客との接点創出や新業態店舗の在り方に、一定の見通しがついたためだ。
 グループ会社のアテニアにおいても10月1日付で、店舗販売部を「店舗営業部」に改称。既存店の好立地へのリロケーションや、優良商業施設への新規出店への取り組みを強化する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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