千趣会 18年1—6月期/営業損失11億円/売上減少、粗利益低下で

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 千趣会が7月26日に発表した18年1—6月期の連結業績は、営業損失が11億3800万円となった。取り扱い型数の削減で通販事業の売上高が減少したとともに、バーゲンの実施などによる売上総利益(粗利益)の低下が影響した。通期業績見通しは下方修正したが、営業利益は3億円の黒字を見込んでいる。
 通販事業の売上高は前年同期比14.1%減の447億7900万円だった。品目別売上高は食品以外すべて前年同期を下回った。衣料品はアウターの型数削減で、売上高は同13.3%減の180億1700万円。
 インテリアは家具・収納・ファブリック関連が不振となり、売上高は同23.9%減の102億3100万円。生活雑貨の売上高も同21.9%減の52億3600万円となっている。
 食品は子会社のベルネージュダイレクトとフィールライフの売り上げが貢献し、前年同期比35.7%増の54億5200万円だった。

(続きは、「日本流通産業新聞」8月2日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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