協和/販売数1000万本突破/化粧品売上の9割占める美容液

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 協和(本社東京都、堀内泰司社長)が12年7月に発売した「WHITE’st プラセンタエキス原液」の累計販売本数が6月26日、1000万本を突破した。協和の原液美容液は、化粧品通販売上高の9割以上を構成する人気シリーズ。協和は3月から4月にかけて、2商品を拡充している。
 協和の原液美容液シリーズは6商品。敏感肌向けの商品や、馬のへその緒から抽出した「サイタイ」の原液と、幅広い商品展開で顧客の流入と定着を図っている。
 「WHITE’st プラセンタエキス原液」は発売以降、販売本数が伸び続けている人気商品。
 開発を手掛けた商品開発グループの正願地高明氏は「発売当時、プラセンタは非常に高価で、値下げ交渉には苦労した。『効く』というイメージとともに医薬品のような感覚で使っていただきたかったので、容器は遮光性のある瓶にするなど細部にもこだわった」と振り返る。
 協和は原液美容液シリーズを海外にも展開することで売り上げ拡大を図っている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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