CRITEO/新規顧客獲得を支援/リタゲのデータで配信精度向上

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 CRITEO(クリテオ、本社東京都、グレース・フロム社長)は6月27日、新規顧客獲得のための広告サービスを発表した。7月1日から試験的に提供を開始し、10月から本格的に提供する。リターゲティング広告で蓄積した顧客データを基に最適な広告を配信することで、効率的に集客を拡大できるという。新規顧客獲得からリピート購入促進までメニューをそろえ、利用企業を増やしたい考えだ。
 「Criteo Customer Acquisition(クリテオ・カスタマー・アクイジション)」は、新規顧客獲得のための広告サービス。
 サイトに来訪したユーザーに広告を配信する、リターゲティング広告事業で蓄積した顧客データを活用するのが特徴。新規の見込み客を特定し、過去の行動履歴を基に最適な内容の広告を配信できるという。
 同社はリターゲティング広告で高いシェアを誇り、国内の9割以上のオンラインユーザーに広告を配信している。ユーザーの膨大な購買履歴や行動データを機械学習で分析し、興味を持ちそうな商品やコンテンツを掲載した広告を配信できる。
 「クリテオはグローバルで月間12億人のアクティブユーザーにリーチしている。世界最大規模のユーザーデータベースを誇る。今回、新規顧客獲得領域に参入し、フルラインアップをそろえた。コマースマーケティングのリーディングカンパニーを目指す」(国内セールス部門統括コマーシャル・ディレクター小野良一氏)と話す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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