日本アムウェイ(本社東京都、ピーター・ストライダム社長)は17年12月期業績を発表、栄養補給食品の売り上げが好調で、全体の売上高は前期比0.5%増の1010億100万円と4年連続の増収になった。2年連続で1000億円を上回っている。
会員数は減少傾向にあり、期末時点でのディストリビューター数は、前期よりも約2万組少ない約67万組だった。アムウェイショッピングメンバーは約5000組少ない約5.5万組に留まっている。
栄養補給食品ブランド「NUTRILITE(ニュートリライト)」の中でも売り上げナンバーワン製品として愛用されている「トリプルX」を10年ぶりにリニューアルした結果、大きく売り上げを伸ばした。また、若年層にフォーカスしエナジードリンクを中心に構成する「XS(エクセス)」にスポーツラインを作った。これにより栄養補給食品カテゴリーの売上高は前期比2.8%増467億3400万円と順調に推移した。
好調な栄養補給食品とは対照的に、他の製品カテゴリーはいずれも苦戦した。栄養補給食品に次いで売り上げ構成比が高い「パーソナルケア」は同2.1%減の254億9800万円。「ハウスウェア」はほぼ横ばいの228億1800万円に、「ホームケア」も横ばいで31億4300万円だった。「その他」は28億600万円。
日本アムウェイ 17年12月期/4年連続の増収に/「トリプルX」のリニューアルが貢献
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