ニナファームジャポン/北大大学院と共同研究を開始/主力商品のエビデンスを整備

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コンベンション会場の様子

コンベンション会場の様子

 ニナファームジャポン(本社東京都、ベジット・イディアス会長)は4月21日、パシフィコ横浜・国立大ホールで「サンテアージュ11周年アニバーサリー2018〜Discovery〜新しい世界へ〜」を開催、4月から北海道大学大学院薬学研究院と同社の主力商品について共同研究することを明らかにした。
 主力商品「サンテアージュOX」の素材については、フランス・パスツール研究所ですでにエビデンスを整えているが、日本でもエビデンスデータを取得することで製品力の裏付けを進める考えだ。
 6月1日には、独自の香気成分「オキシローズ」を配合した、ミストフレグランス「インフィニティ ヴェルサイユローズ」(希望小売価格税込9828円)と、アロマオイル「インフィニティ ヴェルサイユローズ」(同)の投入を発表。7月に新製品の発表会を京都、福岡で開催することを明らかにした。
 冒頭のあいさつで、イディアス会長は「当社は11周年を迎え、これまでにないエネルギーを感じている。会員の皆さまの一人一人の力が今後10年、20年のニナファームジャポンの成長につながる」と話した。
 大島浩道CEOはあいさつで「仏・ニナファーム社は25周年を迎える。世界に類がない革新的な成分の研究開発を続ける、ニナファーム社の優れた製品を、国内で供給できることが大きな強みだ」と話した。
 また、今年のテーマを『Discovery〜新しい世界へ〜』にした理由について、「15世紀の帆船『ニーナ号』は、困難を乗り越え新大陸に向けて航海してきた。この歴史を踏まえ、今年のテーマにふさわしいと考えた。何事も最初に始めることは難しいが、人が前進するために必要なのは好奇心だ。常識にとらわれず困難を乗り越えていくことで新しい世界を作り上げよう」と呼びかけた。
 山田安宏副社長は、作家の椋鳩十氏の作品をもとに、「私たちは自らの志を達成するために艱難辛苦を乗り越え、自分の力を発見する。この新しい発見が飛躍につながる。感動は人を変える。感動を与える人になろう」と話した。
 ニナファームジャポンの顧問に就任した本間克明氏はあいさつで「会員の皆さまに『登録販売者』の資格取得を広げたい。資格取得を通じてサプリメントや健康に関する正しい知識が身に付く。北海道大学大学院との共同研究を通じて、皆さまの役立つ情報を伝えていきたい」と話した。
 北海道大学大学院薬学研究院の山田勇磨准教授が「ミトコンドリア」をテーマに講演。「サンテアージュOX」のメカニズムについて説明した。
 フランス ニナファーム社が「ターゲティングミトコンドリア」をテーマに、体内に生息する微生物「マイクロバイオータ」に関する研究を推し進めていることを説明。さらに、イディアス会長が、フランスの登山家2人を交えたプレゼンテーションを行った。
 コンベンションでは、ニナファーム社のマイテ・ブルノ—社長によるあいさつのほか、フランスのエマニュエル・マクロン大統領からの祝電を披露。タイトル昇格者への表彰のほか、ゲストライブが催された。

あいさつするベジット・イディアス会長

あいさつするベジット・イディアス会長

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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