ロイヤル化粧品 〈桃園会長が「紺綬褒章」を受章〉

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 ロイヤル化粧品(本社東京都)の桃園忠代表取締役会長はこのほど、功績が認められて「紺綬褒章」を受章した。桃園会長は受章にあたって、「今後も『利他の心』をもって、さまざまな形で社会貢献活動を継続していきたいと思っている」とコメントしている。
 「紺綬褒章」は、1918年、公益のために私財を寄付した者に授与するものとして制定された。現在は公的機関や公益法人などに寄付した個人、団体に贈られる。
 同社の桃園会長は、社会貢献に積極的に取り組んでいる。東日本大震災の翌年、オフィシャルサロン第1号店となる「ロイヤル化粧品オフィシャルサロン福島」をJR福島駅至近にオープン。被災した代理店の活動拠点を設けてビジネスをバックアップした。このように、代理店が活躍する地域での産業貢献に力を注いでいる。
 社会貢献は海外にも及んでいる。支店を構える米国・ハワイでは、1000人規模が参加するハワイ月例会議を開催。その際にワイキキで行う花火大会は、地元の恒例行事にもなっていて、夜空を彩る花火は観光客のみならず、地元住民から大いに喜ばれている。こうした貢献が評価されて6月1日〜4日を「ロイヤルデー」にハワイ州から認定された。州知事をはじめ、ホノルル市、ハワイ州観光局から感謝状や宣誓書が贈られている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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