アクシズペイメント 〈NB主宰企業100社超へ導入実績〉/「口座振替」からの転換で運営コスト削減へ

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 ネットワークビジネス(NB)を主として決済サービスを提供する、AXES Payment(アクシズペイメント、本社東京都、青山綾子社長)は、約100社以上のネットワークビジネス(NB)主宰企業の決済代行サービスの導入実績を持つ。約10年間で年間平均10〜20社ずつ増加しており、多くのNB企業に支持されている。
 アクシズペイメントは、NB主宰企業専用の決済システムを構築しているのが最大の強み。特に、会員の年齢層が高いNB主宰企業に好評なのが、会員が専用の電話番号に電話するだけで、簡単にカード情報を登録できる「オフライン(電話登録)決済」。同社のクレジットカード決済サービス導入企業の9割が採用している。
 NB主宰企業の会員は、決済IDを申込書に記入し、FAX・郵送すれば、カード登録が完了する。24時間受け付け可能なため、いつでも、どこでも簡単に利用できる。
 「NB業界の特徴とニーズに即して開発したもので、会員の利便性を追求し、改良を重ねてきた。クレジットカード決済を導入いただいた企業へのオプションサービスとして提案している」(営業統括本部・高橋正直第1営業部長)と話す。
 同社は、カスタマーサポートセンターを自社で運営している。会員からの問い合わせに、専門スタッフが24時間365日対応できる体制を整備しているため、「年配の会員が多い主宰企業に大変喜ばれている」(高橋氏)と自信を示す。
 電算システムを提供する会社と強固なパートナーシップを構築することで、主宰企業のニーズに合わせた決済サービスの提供が可能になるほか、リアルタイムで決済することが可能だ。
 大手NB企業が多く採用する口座振替からカード決済に切り替える提案も推し進める。口座振替で、仮に残高不足などで代金が引き落としされなかった場合、社員が確認しなければならない。高橋部長は「決済サービスの生産性を高めることで、運営コストの削減が期待でき、他の業務に注力できる。将来的にはデビッドカードの導入も検討しており、10年以上に渡りこの業界で培ってきた経験に基づくノウハウを武器に、さまざまな決済サービスを通じて、NB業界の発展に貢献していきたい」と強調する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ