RIZAPグループは3月14日、子会社でマタニティーやベビー用品の通販を行うエンジェリーベ(本社東京都、岩本愼二社長)を孫会社化した。子会社で補正下着の開発・販売を行うマルコにエンジェリーベの株式を譲渡し、事業シナジーを促す。
マルコとエンジェリーベはともに20〜30代の女性を主要顧客としている。マルコはこれまで、妊娠・出産を機に関係が希薄化する顧客が多かったという。エンジェリーベを子会社化することで、妊娠・出産や育児の時期も関係を継続できると見込んでいる。
両社の顧客基盤を活用した相互送客も行う予定だ。通販中心のエンジェリーベに対し、マルコはリアル店舗を206店展開しており、販売チャネルでもシナジーを見込んでいる。
エンジェリーベの17年3月期の売上高は、前期比7・4%増の25億7000万円。純利益は1400万円の損失(前期は3800万円の損失)だった。
RIZAPグループ/マルコに株式を譲渡/エンジェリーベを孫会社化
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