楽天/6年連続で爽快ドラッグ/年間大賞 家電の受賞も目立つ

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三木谷社長と爽快ドラッグの小森社長(右)、加藤誠取締役(左)

三木谷社長と爽快ドラッグの小森社長(右)、加藤誠取締役(左)

 楽天は1月13日、「楽天市場」の出店者から売り上げや顧客の評価が優れた店舗を表彰する「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2014」の受賞店舗を発表した。総合グランプリは、日用品や健康食品などを販売する爽快ドラッグ(本社東京都、小森紀昭社長)で、6年連続の受賞となった。総合2位は上新電機、3位はエディオンとなり、10位までに家電通販が5社入っているのが今回の特徴となった。
 今回はジャンル賞、サービス賞、特別賞として合計139店舗が選ばれた。同日にグランドプリンス高輪で授賞式を開催し、受賞店舗の代表者が参加した。
 「全体の34%が初受賞の店舗で、受賞店舗の顔ぶれが変わったように思う。昨年は二重価格対策に力を入れた年。誠心誠意で通販に取り組む出店者が受賞したのではないだろうか」(高橋理人常務執行役員)と話した。
 ショップ・オブ・ザ・イヤーの選出は今回で17回目となり、授賞式の開催は9年目となる。三木谷浩史社長は「『楽天市場』が97年に始まって以降、人間味あふれる店舗運営を目指すという思いで賞を設けた。今回も楽天らしい特色を持った店舗が受賞している」と述べた。
 総合グランプリを獲得した爽快ドラッグは、日用品の品ぞろえが豊富で、その中でも水や幼児用おむつなどの重たい日用品をまとめて購入できる利便性が支持された。
 「『楽天市場』には参考になる店舗がたくさんある。店舗同士が切磋琢磨しながら『楽天市場』全体の魅力が増し、それがお客さまにいいサービスを提供していく基礎になっていると思う」(爽快ドラッグ)と述べた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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