スリーピース/スマホアプリの稼働で会員支援強化/セミナーの動画配信も開始

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糟谷耕一社長

糟谷耕一社長

 スリーピース(本社宮城県、糟谷耕一社長)は18年度(19年3月期)の経営戦略の一環として1月下旬からスマートフォンアプリを導入するほか、公式ホームページを外国語を対応させる。
 スマホアプリは、iOSとアンドロイドに対応させた。当月のコミッションの確認や組織図、セミナー情報といった基本的な機能に加え、セミナーの動画配信も始める。セミナーに参加できなかった会員への支援につなげるのが目的だ。糟谷社長が出演するスマホ限定動画の配信も行うという。情報の更新をポップアップで表示するため「有効な情報伝達手段として期待している」(糟谷社長)と話している。
 コンプライアンスのコンテンツも盛り込む。ポップアップで法令に関する情報を積極配信することで会員の意識向上につなげる。
 アプリの開発に合わせ、ホームページの改良も進める。中国語、韓国語への対応のほか、英語対応も進める。外国人がサイトで商品を購入する際の利便性を高める。
 経営戦略ではこのほか、スリーピースへの登録を検討する有力リーダーを仙台本社に招待するツアーも継続。招待対象となるリーダーは、現在の組織で月収20~30万円を得ているビジネス会員。
 会員が無料で使える宿泊施設「リゾート」=写真=については、年内に名古屋市、横浜市、仙台市への開設を検討している。
 18年3月期の会員数は毎月1400人前後で新規登録。18年3月期の売上高は前期比20%増の33億円を計画している。

宿泊施設「リゾート」をリクルートへ生かす

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記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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