【通販・通教・EC 2025年度 売上高ランキング トップ651】実質成長率は8.0%増に/合計売上高は13兆9795億4000万円(2026年8月6日・13日合併号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 本紙が集計した「通信販売・通信教育売上高調査〈夏季〉」によると、上位651社の合計売上高は13兆9795億4000万円だった。前期との増減率が分かる200社で算出した実質成長率は、8.0%増となった。増収企業は148社、減収企業は52社だった。大手企業では不動の1位アマゾンや、BtoB大手のMonotaRO、中堅企業ではAiロボティクス、アミノセルス製薬などが2桁増収となっている。

 ランキング首位のアマゾンについては、25年12月期における日本事業の売上高は、前期比10.5%増の4兆5725億1200万円だった。24年12月期におけるアマゾンの増収率は5.4%だったが当期は2桁増収となった。
 3位のMonotaRO(モノタロウ)の25年12月期における単体売上高は同16.9%増の3228億円、営業利益は同14.5%増の542億円に拡大した。エンタープライズ事業(大企業連携から名称変更)の売上高は同23.5%増の1063億円と初めて大台を超えたという。大企業向けの購買管理システム経由による売上高は同27.9%増の860億8300万円だった。防災カテゴリーが伸びたほか、休眠顧客の掘り起こしも進んだ。
 「MonotaRO.com事業」(事業者向けネット通販事業から名称変更)は注文件数や単価が上昇。エンタープライズ事業は注文顧客数の増加などで成長した。
 25年10―12月にはオフィス関連商品の需要が急増した。アスクルのサイバー攻撃による影響もあり、数%程度売り上げが伸びたという。
 登録口座数は25年12月末時点で1126万2000口座となり前年同月比で111万4000件増えたという。取り扱い点数は400万点増の2800万点、在庫点数は62万6000点から68万8000点に増加した。
 110位にランクインした化粧品D2CのAiロボティクスは、26年3月期の通販売上高が、同65.0%増の193億7600万円と好調を維持した。AIを使ったマーケティングシステムが奏功し、新規顧客と既存顧客からのリピート購入につながっている。顧客獲得の件数と適切なCPAのコントロールを実現しているという。
 254位のアミノセルス製薬は25年8月期の売上高が、同80.3%増の69億4000万円と大幅増収だった。同社では、女優のMEGUMIがプロデュースしたスキンケアブランド「Aurelie.(オレリー)」を展開している。MEGUMIを活用したウェブ広告などを配信したり、MEGUMIが動画で同ブランドを使用した様子を流したりすることで、多くのユーザーからの購入につなげたという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ