【サントリー元会長、CBD報道の余波】「CBD」に対する意識に影響も(2025年9月4日号)

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 新浪剛史会長の辞任を受けた、9月2日のサントリーホールディングスの緊急記者会見を受け、各メディアが、「購入サプリは『CBD』」などと大きく報道した。違法性を疑う報道もあり、「CBD」に対する一般消費者の意識に、大きな影響を与える可能性がある。CBD製品自体は、改正大麻取締法で厳格な基準が定められており、基準値を守った製品であれば、日本国内でも適法だ。だが、「CBD」「違法」「捜査」「辞任」といったワードが、テレビやネットで飛び交うことが、風評被害につながり、市場を冷やす要因になるのではと懸念されている
 サントリーHDの9月2日の会見では、サプリメントの具体的な商品名や種類については明言されなかった。ただ、その時点からすでに「購入したのはCBDサプリ」との報道が目立つようになり、翌日には新浪氏自身が会見で、CBDサプリであることを認めた。
 では、今回の一連の記者会見や報道は、国内のCBD市場にどのような影響を与えるだろうか。本紙ではこのほど、CBDの販売事業者や業界団体など、複数人を対象に緊急取材を実施した。
 ECでCBDを販売する企業のA社長は、

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