〈業界首位は日本アムウェイが堅持〉
本紙調査をもとに集計したネットワークビジネス(NB)主宰企業110社の合計売上高は5607億4400万だった。前年と比較可能な36社の売上高から算出した実質成長率は0・8%のマイナス成長となった。
業界首位は日本アムウェイが堅持。上位では、3位のノエビアが5・2%増、6位のベルセレージュ本社が2・6%増だった。年商100億円を超える大手企業で増収だったのは、ノエビア、ベルセレージュ本社、フォーエバーリビングプロダクツジャパン、グラント・イーワンズの4社だった。
中堅NBでは、DAIYAMONDLIFEの25年5月期の売上高が前期比21・1%増の48億円と、3年連続で20%を超える増収率で推移している。QUALIA(クオリア)も好調を維持。25年6月度の売上高が月間で5億円を超えており、25年11月期の売上高は50億円を超える見通しだ。
中堅企業を中心に、大きく増収したものの、大手で減収だった企業が少なからずあったことから、NB業界全体の成長率にも影響したようだ。
【ネットワークビジネス主宰企業 2024年度 110社売上高ランキング】 実質成長率0.8%のマイナス成長に/合計売上高は5607億4400万円(2025年8月7日・14日合併号)
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