【NB企業のCSR活動】フォーデイズ/東大に寄付講座開設

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茨城・笠間の研究棟を見学した和田佳子社長(=写真中央)

茨城・笠間の研究棟を見学した和田佳子社長(=写真中央)

 核酸ドリンクなどの販売を手掛けるフォーデイズ(本社東京都、和田佳子社長)は社会貢献活動の一環として、東京大学大学院農学生命科学研究科に、食と生体機能に関する寄付講座を開設している。
 開設している寄付講座「食と生体機能モデル学」では、食品添加物や飼料添加物のはたらきを明らかにすることを目的とした研究が進められている。
 同講座は今年4月、茨城・笠間の付属牧場内の研究棟に設置された。同寄付講座に関するフォーデイズの寄付総額は2億2500万円。同大学ではその内1億円を投じて、同研究棟の改築・修繕を行ったという。
 5月28日には、笠間の研究棟で改修工事完了を記念したお披露目会を開催した。お披露目会には約170人が参加した。フォーデイズの和田社長や同社の会員60人も参加した。お披露目会では、参加者が施設内の見学を行った他、研究の経過報告を行われた。
 フォーデイズでは「『健康創造企業』を目指す会社の社会貢献活動の一環として、『食』について最先端の研究の支援を行い、新たな学問領域の創成を目指す」(広報課)とコメントしている。

お披露目会には60人の会員が集まった

お披露目会には60人の会員が集まった

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