アイシップ/工場見学ツアーを実施/〝製品への確信〟と〝一体感〟を醸成

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 健康食品や化粧品を商材にネットワークビジネス(NB)を展開するアイシップ(本社東京都、清水直政社長)は5月19日、会員が製品の開発・製造工程を見学する工場見学会を開催した。同社では今回を〝プレ見学ツアー〟と位置づけ、6月以降、より会員のニーズに合った見学会を実施する考えだ。同社としては、最新鋭の製造・研究設備などを導入し、徹底した品質管理のもと製品の開発・製造が行われていることを知ってもらうことにより、会員に、製品への確信をさらに深めてもらう狙いがある。開発者や研究者と会員が直に交流することにより、同社グループの〝一体感〟を醸成するのも目的の一つだという。
 プレ見学ツアーに参加したのはトップリーダー約20人。グループ会社である東洋発酵(本社愛知県、木村彰彦会長)の中央研究所を見学した。中央研究所は愛知県の大府市に位置しており、本社機能、研究機能、製造機能を兼ね備えている。
 参加者は研究開発工程や製造工程の見学を行った。最新鋭の製造・研究設備や、充実した品質管理体制に、参加者は製品への確信を深めているようだったという。
 素材開発・製品開発の各担当者と、会員らが参加する座談会も設定された。会員は製品の使い方について開発者に質問したり、製品を使用した感想を述べたりした。開発者からは「皆さんの生の声が次の製品開発のヒントになる」との声も聞かれた。
 見学後はグループ会社が大府市内で運営するレストランで、会員らは地産地消の料理に舌鼓を打った。同社の健康食品に配合されている独自素材「ローズクリスタ」が配合されたアイスクリームなども提供された。木村会長の演奏によるシークレットライブなども催され、会は大いに盛り上がった。
 会員らは、自社グループの運営する工場を見学したり、グループの飲食店で食事をしたりすることを通して同社グループの〝一体感〟をさらに実感したようだった。
 同社では、今年1月から2月まで見学ツアーの参加キャンペーンを実施した。キャンペーンで権利を獲得した会員を対象に6月、7月、8月と毎月20人規模の工場見学ツアーを実施していく考えだ。
 なお、同社では6月26日、約500人が参加する3周年イベントを横浜ランドマークホールで開催する予定だ。「プレ見学ツアーは、〝製品への確信〟と〝グループの一体感〟を高める結果となり、大成功だった。3周年イベントに向けて大きな弾みをつけることができた」(同社)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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