再春館製薬所/熊本城の修復に寄付/合計6億円、地元復興へ

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 再春館製薬所(本社熊本県、西川正明社長)は5月13日、熊本地震で被害を受けた熊本城の修復のための寄付を行った。寄付金は再春館製薬所から5億円、西川通子会長から1億円。地震の影響で工場の壁やガラスが損傷するなど、自社も被災しているが、地元の熊本に恩返しをしたいと考え、熊本県のシンボルである熊本城の修復に寄付を決めたとしている。
 震災直後から「社員とその家族の生活を守る」「お客さまサービスを一刻も早く再開する」「地元の益城町・熊本の応援」を掲げ、社員が避難所に向かって清掃、炊き出しの支援、化粧水の提供などを行ってきた。社内に「復興支援部」も新設した。
 震災前のように熊本県内に観光客が多く訪れ、経済復興するよう全社で取り組むとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ