千趣会／２６年に営業黒字目指す／再生計画発表、ＪＲ東日本との提携解消（2025年2月20日号）

　千趣会は２月１３日、２７年１２月期を最終年度とする３カ年の事業再生計画を発表した。２２年１２月期から３期連続で赤字を計上しているが、２６年１２月期に営業黒字化を目指す。東日本旅客鉄道（ＪＲ東日本）との資本業務提携契約の解消も合わせて発表した。
　２４年度の営業損益は３７億４８００万円の営業損失となった。２５年度はビジネス構造改革や新領域の取り組みを進め、２６年度で営業黒字化の実現を目指す。２７年度には、安定的な黒字化・持続的な成長フェーズに乗せることを計画している。
　同社が抱える経営課題に対し、（１）世代別の商品開発やチャネルの使い分けなど、通販事業の抜本改革（２）外部モールや実店舗展開など、通販アセットを活用したビジネス拡大（３）子育て支援事業など新たな収益源の開発の取り組み─の対応で再建を図るという。
　カタログ通販「ベルメゾン」は団塊ジュニア世代（５０代）をメーンターゲットとし、


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