再春館製薬所は4月25日、熊本地震の影響で16日から休止していた営業を一部再開した。コールセンターは通常午前8時から午後10時までだが、現在は午前9時から午後6時までとしている。環境が整い次第、通常の営業時間に戻していく。コールセンター再開後、顧客からは多くの注文と励ましの言葉が寄せられているという。工場も一部の稼働を再開。商品の発送は漢方の「痛散湯」を4月中に再開し、「ドモホルンリンクル」などは準備が整ってから発送を再開するとしている。
同社は最初の地震の震源地となった益城町に本社や工場を構える。建物自体に大きな被害はなかったものの、工場の壁、天井、ガラスなどが損傷。コールセンターでも棚が倒れるなどの被害を受けた。社員の安全確保と心身面のケアを最優先し、16日から営業を休止していた。
(続きは「日本流通産業新聞」4月28日・5月5日合併号で)
再春館製薬所/25日から一部営業を再開/コールセンターには励ましの声
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