ジャパネットたかた/450人招き感謝の会/高田社長「期待以上に応える」

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「感謝の会」であいさつするジャパネットたかたの高田旭人社長

「感謝の会」であいさつするジャパネットたかたの高田旭人社長

 ジャパネットたかた(本社長崎県、高田旭人社長)は4月15日、長崎・佐世保市内のホテルで創業30周年を記念した「感謝の会」を開催した。当日は取引先であるメーカーやマスコミなどから約450人が参加。田社長は参加者に謝辞を述べるとともに、「これからも期待以上のお返しができるように一同頑張っていく」と語った。同日配布された資料によると、15年12月期の売上高は前期比1・4%増の1559億円だった。
 高田社長はあいさつで「世の中に埋もれているいい物を見つけて、それを伝えていくのがジャパネットの価値」と説明。取引先であるメーカー、マスコミ、サービスやサポートを担う企業に対し感謝の言葉を述べた。
 昨年1月の社長就任後、倒産した会社に関する本を何冊か読んだエピソードを披露。「経営者というのは正しいと思ったことを信念を持って続けても、会社をつぶしてしまったらどうしようもない。ただ、正しいことをやらない限り会社は続かない」との考えを語った。
 創業者で前社長の高田明氏は「私は社長退任後、テレビのスタジオからも退いたが、高田社長を中心とした新生ジャパネットは、〝人の幸せのために活動する〟という強い理念のもとに頑張っていく」とあいさつした。
 来賓として登壇したフジテレビの亀山千広社長は、佐世保にあるジャパネットたかた本社のスタジオを見学した印象を紹介。生放送中に販売数が推移する状況の中で商品を説明するMCについて「緊張感を持って商品を伝えている」と語り、そのようなことが画面に出てくるというのは「通販番組というより、すでに一つのコンテンツ。一緒にテレビ通販を放送文化として高めていきたい」と呼び掛けた。

高田明前社長

高田明前社長

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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