エスプリライン「英語の通じる街・川越」に向け全社でまい進/外国人観光客は約12万人

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スピーチコンテストの大谷社長

スピーチコンテストの大谷社長

 語学教材のエスプリライン(本社埼玉県、大谷登社長)は、本社所在地であり大谷社長の故郷である埼玉県川越市を、「英語の通じる街」にするための取り組みを全社で進めている。
 これまで、川越の商店の接客や観光案内に特化した英語教材「スピードラーニング」の開発や、川越一番街商店街で働く人を集めて英会話のワークショップなどを行ってきた。川越市が国際観光都市となることを目指し、13年に地域企業、観光協会、行政とともに「英語の通じる街実行委員会」を設立。4月16日に初めて「英語でニッポンを語ろう!コンテスト in 川越」と銘打ったスピーチコンテストを開催し、300人以上が来場した。
 川越市には昨年、前年の1・5倍となる11万9000人にのぼる外国人観光客が訪れた。20年の東京オリンピックではゴルフ競技の会場地に決定しており、英語のニーズはますます高まっている。
 スピーチコンテストで川合善明川越市長は「観光客へのおもてなしが必要になっている。観光客は歴史や伝統に触れたいと思っているはず。英語に興味を持つ機会としてスピーチコンテストの開催は行政としてもうれしい」と話し、取り組みを高く評価している。
 エスプリラインは13年、川越一番街商店街に特化した接客・観光案内の英語学習用CDを開発し、無償で商店街の人に提供した。スマートフォンの普及に伴い、教材をアプリ化している。

(続きは「日本流通産業新聞」4月21日号で)

スピーチコンテストの様子

スピーチコンテストの様子

ワークショップでマンツーマン英会話

ワークショップでマンツーマン英会話

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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