日本アムウェイ15年12月期/売上高は2.1%増に/ハウスウェア、栄養補給食品が好調

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 日本アムウェイ(本社東京都、ピーター・ストライダム社長)は4月12日、2015年12月期業績を発表、ハウスウェアや栄養補給食品の売り上げが好調だったことから、売上高は前期比2・1%増の988億9900万円と堅調に推移した。
 ディストリビューターも増えている。15年12月末時点でのディストリビューターは、前年同時期よりも約2万組多い約70万組となった。初年度年会費の無料キャンペーンが新規登録増に寄与した。一方、「アムウェイショッピング」のメンバー数は前年に比べて約1万組減少している。
 製品グループ別では「ハウスウェア製品」の売り上げが前期比7・8%増の243億5400万円と最も成長率が高かった。次いで伸長したのが「栄養補給食品」で、同3・2%増の430億6400万円だった。「ニュートリライト」製品についてわかりやすく解説したリーフレットを作成、ディストリビューターに提供したほか、健康専門誌とのタイアップ、イベント開催などのプロモーション展開が奏功した。
 「ホームケア製品」ではカプセル抽出型ドリンクマシン「フルトンストリート・カプセルマシン」を15年6月に発売したほか、「スプリーデント音波振動ハブラシ」を15年10月に発売した。売上高は前期比0・2%増の31億8800万円だった。
 「パーソナルケア製品」では「アーティストリー」ブランド最高峰の「シュプリームLX」のクリームとアイクリームの2アイテムを発売した。しかし売上高は同3・3%減の255億5100万円で着地している。ビジネスサポートツールなど「その他」は4・5%減の27億4100万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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