ワコールが調査/10歳女子の実情/ジュニア下着購入の参考に

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ジュニア用下着/「フェアリーティアラ」

ジュニア用下着/「フェアリーティアラ」

ワコールは3月3日、10歳女子の実情を知り、体の成長に合った下着の提案につなげるための調査「10歳キラキラ白書」を発表した。体に変化が起き始め、学童保育が終わったり思春期に差し掛かるなど、環境や心の変化も大きいのが10歳ごろ。親世代に10歳の女児と下着を購入するときの向き合い方の参考にもしてほしいとしている。
 調査はワコールが運営する女子小中学生の下着の悩みを解決するサイト「ガールズばでなび」で行った。10歳女子のブラジャー所有率は約4割、そのうち親と一緒に購入した割合は約8割だった。
 20歳女性への調査では、最初のブラジャーを親と買いに行ったという人は、現在も親との関係がいいと答える率が高いことが判明した。
 ワコールは女児の成長段階に合わせた下着を販売している。「10歳はまだ早いと思わず、最初に一緒に下着を購入する機会を作るよう親に働き掛けてほしい」(広報)と話す。
 ジュニアサイズの下着は「フェアリーティアラ」「プチプリリ」「ジュニア ビス」の3ブランド展開している。採寸ができる店頭販売を中心にしているが、買い物に行きにくい地域などの需要に対応できるよう、通販サイトでも販売している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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