【24年の健康食品通販・訪販市場】 「上向く」期待多くも、「紅麹」で暗雲(2024年3月28日号)

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 24年の健康食品市場には暗雲が立ち込めている。健康食品を販売する通販・訪販実施企業にヒアリングしたところ、23年の健康食品の通販・訪販市場の景況感については、いずれも、「前年と変わらない」が最多だった。通販では広告コストの高騰が増加しており、訪販では顧客との対面の接触機会の回復が遅れているようだ。いずれも、新規顧客の獲得が進まない企業が多く、結果的に減収となるケースも少なくなかった。24年3月には、小林製薬の「紅麹」問題が発生。自主回収する企業が相次ぎ、機能性表示食品をバッシングする報道も過熱している。今後の健康食品市場への影響に注目が集まる。

(続きは、「日本流通産業新聞」3月28日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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