キューサイ/健康寿命の延伸プロジェクト始動

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 青汁の通販などを手掛けているキューサイ(本社福岡県、藤野孝社長)は2月25日、国民の健康寿命の延伸を目的とした活動「100歳まで楽しく歩こうプロジェクト」を立ち上げた。活動の一環として、情報サイトを開設、ロコモティブシンドローム対策に役立つ体操も新たに開発した。
 手始めとして、発足日である2月25日を「ニー(knee=膝)にっこり」とかけ、「ひざ関節の日」として記念日登録した。
 同日、同プロジェクトの情報サイトとして「100あるサイト」を開設。ロコモに関する情報を啓発していく。
 ロコモ体操を普及しているスポーツトレーナーと共同で「100ある体操」も開発した。約2分間の体操の中に「背骨を動かす動き」「股関節のストレッチ」「足腰の強化」に役立つ動きが組み込まれている。体操の動画はユーチューブで公開されている。
 キューサイでは「活動を通して、世の中の皆さまが『100歳まで楽しく歩こう』と声を掛け合い、100歳を過ぎても楽しく豊かな人生を歩むことができる社会の実現に向けて全力で取り組んでいく」(通販統括部通販営業部)とコメントしている。
 キューサイでは、膝関節訴求の機能性表示食品「ひざサポートコラーゲン」を15年10月1日から販売している。
 キューサイとその子会社4社が構成する、コカ・コーラウエストの15年12月期におけるヘルスケア・スキンケア事業の売上高は前期比2・8%減の328億4000万円で、営業利益は30億5200万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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