化粧品訪販のアイビー化粧品の23年4―9月期(第2四半期)の売上高は、前期比5.9%の14億9800万円だった。営業利益は2億400万円となった。赤字だった前年同期から黒字に回復したものの、主力製品の美容液「レッドパワーセラム」の販売が伸び悩み、売上高は微増で推移した。
アイビー化粧品によると、主力製品の販売が低迷した理由の一つとして、7―9月の猛暑の影響で、販売員の販売活動が減退したことがあるという。
スキンケア製品では、6月に発売した洗顔シリーズ「アイビーアトラクティ」について、想定の2倍を超える注文があったという。
販売組織においては、3月末時点で243社だった販売会社が、9月末時点では241社に減少した。末端の販売員である「アイビーメイツ」も、3月末時点で26万人余りいたが、22万人弱に減少したという。販売員が運営するサロン店舗「アルテミス」の店舗数は増加した。22年9月時点から2店舗増加し、120店舗になったとしている。
アイビー化粧品では、24年3月期の予想売上高は前期比5・4%増の31億円になると見込んでいるという。
アイビー化粧品 23年4―9月期/黒字回復も売上高は微増/売上高は14億400万円(2023年11月23日号)
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