ヤクルト本社／通販専用化粧品を投入／消費者調査の結果を受けて開発（2023年10月19日号）

　ヤクルト本社は１１月１４日、乳酸菌由来のオリジナル保湿成分「高浸透乳酸菌エキス」を配合した、通信販売専用のスキンケアブランド「ラクティフル」を立ち上げる。ラインアップとして「ラクティフル　モイストアップ　ローション」「ラクティフル　モイストアップ　ミルク」の２品目を発売する。
　ヤクルト本社では、「おなかに良い乳酸菌は肌にも良いのではないか」という発想のもと、７０年以上前から乳酸菌のスキンケア効果に着目し、訪問販売を中心に化粧品事業を展開してきた。より多くの人にヤクルトの化粧品を使ってもらうために、消費者調査を実施。ニーズの高かった乳酸菌由来のスキンケアブランドを立ち上げたという。
　新成分「高浸透乳酸菌エキス」は、「乳酸菌発酵エキス」「乳酸菌発酵ヒアルロン酸」を組み合わせた保湿成分。肌本来のうるおい成分に似てよくなじみ、角質層まで潤いをとどけ、高い保湿効果が期待できるという。
　顧客ターゲット層は、３０～４０代前半で、乾燥起因による肌悩みを抱えている人や肌の変化を感じ始めてきた人、自然由来の成分で肌を健やかにしていくことを望む人などを対象にした。