千趣会/スマホを宅配買取/ベルメゾンとの相乗効果を検証(2023年10月19日号)

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 千趣会は10月5日、iPhoneの宅配買取サービスのテストマーケティングを開始した。オークネットと協業し、サービスを3カ月間テスト運用する。ベルメゾン事業との相乗効果を検証する。
 「iPhone宅配買取サービス」は、通販事業「ベルメゾン」の会員を対象に、不要となったiPhoneの回収、査定、買い取り、データ消去、二次流通までをワンストップで提供する。会員の「端末を捨てることへの抵抗感や回収業者へ預けることへの不安」といった課題の解決と、サステナブルな社会の実現を目指すという。
 同社はすでにオークネットと協業し、不要品の宅配買取サービス「kimawari fashion(キマワリファッション)」を実施している。同サービス利用者が、6カ月以内にベルメゾンを利用する比率は約85%と高い。買い取りサービスとの相乗効果を発揮していることから、「iPhone宅配買取サービス」でも相乗効果を検証する。
 今回のテストマーケティングは、千趣会の子会社であるSenshukai Make Co-(センシュカイメイクコー)が運用を担う。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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