【 <ニュースキンジャパン> 霧多布湿原の保全活動や環境教育活動を支援】 「ニュースキンの森」で植樹プロジェクトも(2023年9月14日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
「霧多布湿原ニュースキンの森」で植樹プロジェクトの始動発表と活動を報告

「霧多布湿原ニュースキンの森」で植樹プロジェクトの始動発表と活動を報告

 ニュースキンジャパン(本社東京都、小林和則社長)は9月1日、サステナビリティーへの取り組みの一環として、認定NPO法人霧多布湿原ナショナルトラストへ、霧多布湿原の保全活動や環境教育活動への支援として200万円を寄付したことを報告した。併せて、開業30周年を記念し、霧多布湿原の隣接地に新設した「霧多布湿原ニュースキンの森」で植樹プロジェクトの始動発表と活動報告をした。
 霧多布湿原ナショナルトラストは、「身近な自然を未来の子どもたちへ引き継ぐこと」をミッションとして活動しており、ニュースキンジャパンは2000年から支援を継続。今回の寄付で、累計寄付金額は5680万円になった。
 今回の寄付金は、「霧多布湿原ニュースキンの森」での植樹活動をはじめ、湿原の魅力を伝え、湿原保全活動を普及する拠点「やちぼうずカフェ(インフォメーションカフェ)」の維持管理や、地域の環境教育活動などに活用される。
 「霧多布湿原ニュースキンの森で植樹プロジェクト」では8月18日、会員や社員合わせて33人が活動に参加した。桜やシラカバ、ハルニレ、ミズナラ、イチョウなど計44本の苗木を植えた。
 ニュースキンの森は、昭和時代に地元漁師が漁業で使用する道具や燃料となる木材を伐採するために所有し、現在は役目を終えて放置されていた森林跡地に新設する。始動したプロジェクトでは、霧多布湿原の生態系を健全な状態で維持するために不可欠な、水源となる森を作るための活動に取り組む。霧多布湿原とその周辺を維持管理する一環としての重要な役割を担っていくという。

霧多布湿原の保全活動や環境教育活動を支援

霧多布湿原の保全活動や環境教育活動を支援

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ