アイビー化粧品/育毛剤の輸出事業を開始/初年度2000万円の売上を計画(2023年9月14日号)

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育毛剤「ステムセルシグナル」

育毛剤「ステムセルシグナル」

 アイビー化粧品はこのほど、台湾への育毛剤の輸出事業を開始したと発表した。静電波による食品の鮮度保持機器などの開発を行うDENBA(デンバ)との、台湾・香港での育毛剤の独占販売権の合意に基づく取り組みだという。24年3月期中に、同事業の売上高として2200万円、営業利益として300万円を見込んでいるという。
 アイビー化粧品は22年9月、DENBAとの提携を発表。アイビー化粧品の育毛剤「ステムセルシグナル」の中国・台湾での販売を、DENBAが行っていくことを明らかにしていた。
 DENBAが香港・台湾で行う、育毛剤の販売事業について、アイビー化粧品が、国内で育毛剤を製造し、提供を行っていくという。
 DENBAでは、現地の小売店などに、アイビー化粧品の育毛剤「ステムセルシグナル」を卸販売していく予定だという。
 アイビー化粧品では22年9月の時点で、DENBAを通じた海外での販売について、「28年までに、10万人の顧客に年間100万本を出荷するビジネスに成長させたい」としていた。
 育毛剤「ステムセルシグナル」には、アイビー化粧品が発明した「JAK阻害剤」を配合している。「JAK阻害剤」については、「関節リウマチやアトピー性皮膚炎をはじめとする、JAKが関係する疾患の予防や治療に有用」とする特許を取得している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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