サントリーウエルネス/メンズ化粧品が2年目もヒット/年間売上目標を30億円に修正(2023年9月14日号)

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大人の男性用スキンケアブランド「VARON」

大人の男性用スキンケアブランド「VARON」

 健康食品通販最大手のサントリーウエルネス(本社東京都、沖中直人社長)は9月4日、22年に展開を開始した大人の男性用スキンケアブランド「VARON(ヴァロン)」の23年の販売計画を、当初の23億円から、30%多い30億円に上方修正したと発表した。サントリーウエルネスによると、手軽さや使用感が、ミドル層の男性に受け入れられているという。ボディーソープなどの新商品のクロスセルも好評だとしている。
 「VARON」は、40代以上のミドル・シニア層の男性向けの商品。ウイスキー原酒の熟成樽に用いられるスパニッシュオーク材から抽出した、独自の「ウイスキー樽材エキス」を配合している。「高重合ポリフェノール」を多く含む、独自の「ウーロン茶」エキスも配合しているという。
 サントリーウエルネスでは、「一本で手軽に、本格的にケアできる」というミドルの男性層に向けた訴求が、受け入れられているとしている。 
 同社では、「VARON」の定期購入者に対して、コールセンターの電話接客を通して、使用感や、顧客の肌悩み、適切なスキンケア方法についてのアドバイスを行っている。そうした取り組みを行っているため、購入後の早い段階で、スキンケアの効果を実感してもらいやすく、定期購入の継続率につながっているのだという。
 3月に発売したボディーソープや、6月に発売したフェースウォッシュも、CRMのためのプロモーション活動に貢献しているとしている。
 主要な購入チャネルは、サントリーウエルネスが従来から主力としていたオフラインではなく、ECだという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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