日本トリム/四半期売上過去最高に/コロナ禍収束で営業活動活発に(2023年9月7日号)

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 電解水素水の整水器の職域販売を展開する日本トリムの23年4―6月期の売上高は、前年同期比10.7%増の47億9600万円となった。コロナ禍が収束し、リアル回帰で営業販売活動が活発になったとしている。
 日本トリムの23年4―6月期における主軸の職域販売事業の売上高は、前年同期比23.1%増の11億600万円となった。取付・紹介販売や店頭催事販売も含めた整水器事業全体の売上高は、前年同期比15.8%増の21億6500万円となった。
 職域販売で実施するセミナーの開催数は、前年同期比16.5%増加した。
 日本トリムは23年3月1日、メインで展開する電解水素水整水器の価格を改定。5~15%値上げした。4月1日にも、整水器で使用する浄水カートリッジやメンテナンス部品を、5~25%値上げした。
 浄水カートリッジ部門では、価格改定が寄与し、売上高は前年同期比7.6%増の13億3800万円となった。一方、価格改定前の駆け込み需要の反動で、販売本数は微増で着地したとしている。
 日本トリムでは、24年3月期の整水器事業の売上高として、86億7000万円を見込んでいる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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