シーボン 23年4―6月期/連結売上高1.0%減/新規顧客数は微減、直営は3.7%減(2023年9月7日号)

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 化粧品のサロン販売を展開するシーボンの23年4―6月期(第1四半期)の連結売上高は、前年同期比1.0%減の21億400万円だった。直営店舗における売上高は、同3.7%減の19億円だった。新規顧客の来店数は、前年同期比1.2%減となり、微減となったとしている。
 シーボンでは、新規顧客の獲得を重要な課題と位置付けている。23年5月に掲げた新たな中期経営計画では、ブランディングプロジェクトをスタート。池袋店や千葉店などの中核店舗を改装した。ロイヤルカスタマー専用の導線を確保するなど、顧客の利用頻度や購入単価、ブランドに対するロイヤルティーを高める施策を展開している。
 シーボンによると、若年層も含めた幅広い顧客が、同プロジェクトに対して好感を抱いているという。
 新製品の販売も好調に推移したとしている。シーボンでは23年4月以降、「スリール 毛穴クレイパック」や「C’ores BRITETEN(コアズブライトン)」などを発売。新商品や数量限定品など、計9製品をリリースしたという。
 ブランディングプロジェクトや新製品は好調だったが、新規顧客への売上高が想定より下回る水準で推移したことにより、売上高は微減となったとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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