エスエルクリエーションズ/菓子ブランドを刷新/アップサイクル商品として訴求(2023年8月24日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
菓子ブランド「エニーオクロック」を刷新

菓子ブランド「エニーオクロック」を刷新

 食品宅配のエスエルクリエーションズ(本社東京都、佐藤健社長)は8月28日、菓子ブランド「Any O’clock(エニーオクロック)」を刷新する。売り上げの一部を障がい者団体に寄付する。30~40代の新規開拓をするため、日本マタニティ協会に加盟して接点を広げていく。
 小麦不使用で、おからと米ぬかを使うコンセプトは変えないまま、味の見直しを図り、6種類に絞り込んだ。使いきりで個包装とし、一口で食べられるサイズに変更した。商品名も変えた。
 再生可能なペット素材やアフターユースできる容器を採用し、障がい者のアートをパッケージに活用する。廃棄食材のサイクルアップや米ぬかなどを素材に採用し、SDGsの側面を訴求する。
 売上金の一部を寄付する。1種類の味について、日本点字図書館などの三つの寄付先を選定した。
 商品開発部の山本文課長代理は、「食事とも相性が良く、レストランでも利用いただいている。お菓子以外の用途も訴求していきたい。社会に寄付するという考え方を広げていきたい」と話した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ