美・Ｓｔｙｌｅ／美容液「シュリー」の刷新を発表／都内の発表会に４００人参加（2023年8月24日号）

　ヒト幹細胞培養液の化粧品やアルガトリウム配合のサプリメントを主力にネットワークビジネス（ＮＢ）を展開する美・Ｓｔｙｌｅ（本社愛知県、古田由里子社長）は今秋をめどに、主力のスキンケア美容液「Ｓｒｉ（シュリー）」を刷新する。７月２２日に都内で開催した会員主催の新製品発表会「Ｐｒｏｄｕｃｔｓ　ＲＡＬＬＹ　ｉｎ　ＴＯＫＹＯ　原点～新たな奇跡の始まり～」で発表した。イベントには全国から４００人が参加した。
　発表会では、美容コンサルタントの荻原恵子氏が、スキンケア美容液「シュリー」の刷新に触れた。脂肪幹細胞順化培養液から臍帯幹細胞順化培養液に素材を変更する。さらに、「エクソソーム」としわの改善に効果が期待できる「ナイアシンアミド」を追加した。荻原氏は「美・Ｓｔｙｌｅは、幹細胞培養液がまだ認知されていない６年前に製品化して発売した。今後も会員のニーズに応えられる製品を開発したい」と話した。
　幹細胞培養液の素材を供給する、ＲＭトラストの伊藤彰社長が登壇。「間葉系幹細胞と培養上清」テーマに講演した。また、ペットボトル飲料「プロトンウォーター　シリカ」の開発を手掛ける、一般社団法人プロトンインターナショナルの瑞木公一理事が「プロトン水」を活用した農業プロジェクト「プロトンアグリ」や海洋酸化の浄化を目指す研究の現状と今後の将来性について講演した。瑞木理事は、水の浄化を通じたウクライナへの支援計画についても説明した。
　宮崎県延岡市内で「プロトンアグリ（農法）」を手掛ける会員の柳田秀樹氏が体験談を報告。「オーガニック栽培は大変だが、プロトン水を活用したところ栄養価が高く、美味しくなる。食を変えることで世の中が変わってくるだろう」と述べた。
　発表会を主催した最高タイトル「Ｄｉａｍａｎｔｅ（ディアマンテ）」の高森英樹氏は冒頭のあいさつで「今回のテーマは原点に設定した。人が人を思う力、支える力、愛する力その原点を今日のイベントで感じてもらいたい」と話した。
　古田社長は「１人からスタートした美・Ｓｔｙｌｅは、多くのタイトル昇格者が誕生し、会社を育てていただき９年目を迎えることができた。本日発表のあった『プロトンアグリプロジェクト』に向けて、会員一人一人の協力が必要だ。１２月のコンベンションではもっと具体的な内容を発表したい」と話した。
　初の海外インセンティブとして２４年３月に、台湾へ５泊６日の「豪華客船クルーズ旅行」を実施することを明らかにした。８月～１０月にキャンペーンを達成した会員が参加できる。また、１２月１７日に千葉県舞浜で「コンベンション２０２３」を開催することを明らかにした。
　ラリーでは、美・Ｓｔｙｌｅがトランクススポンサーを手掛ける第４１代ＯＰＢＦ東洋太平洋スーパーバンダム級王者、第４０代日本スーパーバンダム級王者のプロボクサー、和氣慎吾選手のビデオメッセージやタイトル表彰式が催された。