ビィ・フォアード 23年6月期/売上は初の1000億円/連続の大幅増収に(2023年8月24日号)

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 中古自動車や自動車用品の越境ECなどを展開するビィ・フォアード(本社東京都、山川博功社長)はこのほど、23年6月期の売上高が、未集計ながら、初の1000億円を達成する見通しであることを明らかにした。前期比30%以上の増収になったとみられる。
 同社の22年6月期の売上高は、前期比44.8%増の814億円だった。23年6月期も、前期に引き続き大幅増収となった。
 23年6月期は、メインとなる中古車の越境EC事業に加え、中古車のプラットフォーム事業も伸長したという。
 「プラットフォーム事業では、高級車やレアな車の売り上げが好調で、単価も伸びた。23年6月期の全体の売り上げのうち、約11%を占めるまでに伸びてきている」(山川社長)と話す。
 同社では、プラットフォーム事業の売り上げを、全社売り上げの30%まで伸ばすのが目標だという。
 「日本での知名度はまだまだだが、越境ECの売り上げは、日本でもトップクラスだと思っている。今後は、越境ECや輸出入のシステム・ノウハウの提供にも力を入れていきたい」(同)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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