AI Shift/GPT―4搭載のFAQ機能/オペレーターの工数削減に成功

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 対話のDXを推進するAI Shift(エーアイシフト、本社東京都、米山結人社長、(電)03―5656―8569)は7月26日、ボイスボットのFAQ検索機能にGPT―4を搭載した。ユーザーの自己解決率が向上し、オペレーターの工数削減に成功したという。
 「AI Messenger Voicebot(エーアイ メッセンジャー ボイスボット)」は、独自開発のAI技術により、電話応対を自動化するボイスボットだ。
 予約受け付けや商品受注などが得意分野だが、FAQ対応での活用ニーズが高まっているという。
 ユーザーの問い合わせを解釈する制度や回答の検索機能が向上しており、ボイスボットのFAQ検索にGPT―4を搭載することで質問の内容をより柔軟に理解できるようになった。従来の機能では回答できなかった質問にも対応することが可能だという。
 回答精度が向上したことで、ユーザーが自己解決できる割合が増加した。解決できない場合にオペレーターに転送する割合も減った。転送率は30%を下回り、入電の70%をボイスボットのみで対応することが可能になった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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