【 <ゼータ・ブリッジ> CM放送回数を調査】1位は手堅くニトリがランクイン

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
3カ月間継続してニトリが1位を記録

3カ月間継続してニトリが1位を記録

 SMNグループのゼータ・ブリッジ(本社東京都、千輝仁代表)は7月24日、23年6月度のテレビCMの放送回数ランキングを発表した。1位は3カ月間連続でニトリの商品CMだった。2位が三菱自動車工業「デリカミニ」、3位がソフトバンク「Y!mobile(ワイモバイル)」だった。
 調査は6月1~30日。全国地上波25局、BS放送6局のテレビCMを対象に、自動認識システムによって取得した放送履歴情報をもとに実施した。
 ニトリの商品CMは、3カ月間連続で1位だった。12カ月連続でトップ10位にランクインした。12回のうち1位が5回、2位が3回、5位が2回で、継続的に大量出稿していることが分かる。
 ニトリは22年3月期の広告宣伝費を前期比22.8%増の203億円を計上している。今回のテレビCMへの出稿も、広告宣伝費から捻出しているとみられる。
 4位はメルペイ「メルカード」。5位は興和「キューピーコーワ コンドロイザーα」。6位にはウーバージャパンの「ウーバーイーツ」だった。7位にアマゾンジャパン「Amazonプライム」がランクインするなど、ECや通販系サービスのCMが上位を記録した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ