ベルーナ 23年4―6月期/売上は3・0%減/アパレル・雑貨、ナースが減収(2023年8月3日号)

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 ベルーナの23年4―6月期(第1四半期)の連結業績は前年同期比3.0%減の518億4200万円だった。アパレル・雑貨事業は、収益性を重視した事業運営を行った結果、売上高は同17.8%減の219億1100万円となった。ナース関連事業の売上高も同8.4%減の37億9200万円となった。
 アパレル・雑貨事業は原材料や資材の価格高騰の影響により、商品価格の見直しや紙媒体の発行量の抑制を行った。商品価格の見直しにより、受注単価は上昇したが、レスポンスは鈍化傾向となった。
 化粧品健康食品事業の売上高は同3.7%増の37億6400万円となった。広告の獲得効率が悪化し、大幅な減益となったが、計画通り新規顧客の獲得が進んでいる。通期においては、獲得した顧客を収益化することで増益での着地を見込んでいる。
 第1四半期の営業利益は同34.0%減の11億5600万円、経常利益は同24.1%減の18億5900万円、四半期純利益は同0.2%増の13億8500万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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