ジュピターショップチャンネル 23年3月期/売上は1555億円/新しい番組・サービス・商品に注力(2023年7月6日号)

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 テレビ通販事業を展開するジュピターショップチャンネル(本社東京都、小川吉宏社長)の23年3月期の売上高は、前期比1.2%減の1555億3800万円だった。従来以上に新しい番組や商品、サービスの拡充に取り組み、新規顧客の獲得に努めた。
 前期は主に、(1)ファッション商品と番組の強化(2)新たに体験型商品の拡充(3)顧客参加型番組の開始(4)ライブコマース事業の強化─などに注力した。
 ファッション関連では、新たにショップチャンネルのサイト上でゲストやブランド担当者がファッションコーディネートを提案するサービス「SHOP CHANNEL PEOPLE(ショップチャンネルピープル)」を開始した。
 さまざまな体型の人が登場し、幅広いコーディネートを着用した画像を提案することで、消費者の購入促進につながったという。
 23年3月期の営業利益は同7.0%増の190億5400万円、経常利益は同6.7%増の194億3600万円、当期純利益は同0.9%減の135億6100万円だった。社内の各部署の取り組みや業務内容などを見直し、採算性を再考したとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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