新日本エネックス/56億円の計画も順調に推移/上場準備も本格始動(2023年6月29日号)

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西口昌宏社長

西口昌宏社長

 太陽光発電や蓄電池を販売する新日本エネックス(本社福岡県、西口昌宏社長)では、24年1月期における売り上げ目標を56億円としている。
 売り上げにおいては、前期と比べて約15億円増の計画。23年6月時点では「計画通り順調に推移している」(西口社長)とした。
 15年に創業して以降、右肩上がりで成長を続ける同社。前期の売り上げも16億円増の41億円を達成するなど、着実な実績を残している。
 同社の成長の鍵は、人材の育成と教育で、組織力の向上が業績に反映している。前期の大幅な業績アップも、西口社長自身が「勝負をかける時期」と判断し、売り上げ達成が難しい40億円の大台に対して、社長を含め社員全員のレベルアップも目的に設定した。
 同社は、今期から上場に向けた準備を本格化させる。現在、社内体制や財務など含めた整備も同時に進行している。
 主力事業である、太陽光発電や蓄電池の販売以外を中心に、新たな事業展開も視野に入れているという。「上場まではもう少し先。しかし、長期的な事業計画などを含めて入念に準備を進めていく」(同)と改めて強調した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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