クラシコム/アプリが300万DL/売上比率は65%に到達(2023年6月22日号)

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 クラシコムは6月20日、ECサイト「北欧、暮らしの道具店」のスマホアプリが300万ダウンロード(DL)を突破したと発表した。EC売上高に占めるスマホアプリ経由の比率が年々増加し、今年5月には65%になったという。テレビ番組でのサービス紹介でDL数が急増し、その後もマーケティングチームがアプリユーザーの獲得や購入促進を推進したことで、売り上げ拡大につなげている。
 23年4月にテレビ番組「カンブリア宮殿」で同社が大きく取り上げられると、放送開始後1時間でスマホアプリが8600超のDLを記録した。放送後も反響は継続し、23年4月の月間DL数は過去最高の12万DLになった。
 スマホアプリの提供はEC売上高の拡大に大きく貢献しているという。100万DLを達成した21年3月度のスマホアプリ経由の売上比率は44%だったが、200万DLの22年6月度は59%に伸び、300万DL直前の23年5月は65%になっている。
 23年2月には、同社初のマーケティングチームを発足した。専任スタッフを含め3人が、スマホアプリに関連した数値分析や広告出稿などを行っている。DL後のユーザーの体験やアクション率などの効果分析と検証を進めることで、スマホアプリ経由の売り上げ拡大につなげている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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