アクシージア 22年8月―23年4月期/中国ECは35%増の57億円超/ティックトックが3倍以上の成長(2023年6月15日号)

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 アクシージアの22年8月―23年4月期(第3四半期)の中国EC売上高は、前年同期比で35%増の57億4600万円となった。動画プラットフォームTikTok(ティックトック)の中国本土版「Douyin(ドウイン)」が好調で、前期比3倍超の売り上げとなっているという。
 同社は、同期で売り上げ・営業利益ともに過去最高を達成したとしている。同期中の連結売上高は、前期比40.2%増の78億9229万円。営業利益は同22.2%増の13億4075万円となった。
 越境ECを含め、中国国内での売り上げが好調に推移したという。
 広告宣伝費率は20%前後でコントロールを行ったとしている。
 中国ECモールの売上高は、「ドウイン(21億2700万円)」「タオバオ(17億4500万円)」「Tモールグローバル(15億9300万円)」「レッド(2億500万円)」「クワイショウ(7600万円)」の順だった。
 日本国内売り上げも、インバウンド需要の取り込みなどにより好調だったという。完全子会社化したユイット・ラボラトリーズ(本社山梨県)の業績も好調だったとしている。
 同期中の日本EC事業の売上高は6300万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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