アイビー化粧品/ナノカプセルについて/慶應大学と共同発表(2023年6月8日号)

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 アイビー化粧品は5月24~26日に開催された「第72回高分子学会」において、慶應義塾大学と、セラミドを用いたナノカプセルに関する共同発表を行った。
 アイビー化粧品によると、共同発表したのは、化粧品や医薬品の素材として注目されている、スフィンゴ脂質のセラミドを用いたナノカプセルに関する研究内容だ。
 アイビー化粧品と慶應義塾大学の研究チームはこれまで、ナノカプセルの「担体保持性能」「構造安定性」「環境に応じた分解特性」について研究してきたという。そうした研究の中で、優れた機能性を持つナノカプセルの作成を行うことが可能なことが分かったという。
 同社では今後、化粧品や医薬品の分野において、多機能性を有する優れた担体への応用が期待できるとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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