カタログハウス/メーカー志向強める/オリジナルの青汁を販売

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カタログハウス(本社東京都、高遠裕之社長)がメーカー志向を強めている。その一環として1月発行の通販雑誌「通販生活」ではオリジナルの青汁を販売したほか、血圧を下げるグリップマシンを商品化した。自社でしか入手できないオリジナル商品の比率を高めて、ネット通販事業者との価格競争を防ぐ考えだ。
 「通販生活」巻頭で物忘れ予防を特集、特集内で青汁を紹介している。抗加齢研究の白澤卓二先生が選んだ9種類のポリフェノールを含んでいるのが特徴。
 青汁の購入者には毎月、パズルによる図形問題をDMで送付。さらに3カ月分の食事内容などが記載できる日記を付ける。12カ月コースの申込者には年2回、電話による対話で認知機能を判定するという。価格は3カ月コースで1万5905円(税込)。
 「メディカルグリップマシン」は30%の握力を保って本体を握ると、血圧が下がっていくというもの。同社でしか入手できない商品で、価格は6980円(同)。
 「通販生活」春号は1月4日から配布を開始しており、書店での販売は1月15日から(180円)。書店配布分を含めた発行部数は約130万部となっている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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