日本和装ホールディングス/第1四半期、減収減益/新規受講の申込者は増加(2023年6月1日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 日本和装ホールディングスの23年1―3月期(第1四半期)における連結業績は、売上高が前年同期比11.8%減の8億9100万円、営業損失は1億1600万円だった。
 新イメージキャラクターに広末涼子を起用したことや行動制限の緩和との相乗効果で、新規受講の申込者数は前年同期比30%増となった。イベントの参加人数は前年同期と比べ大差はないものの、引き続き消費マインドが弱い状況で回復が見られず、減収減益となった。
 4月13日には連結子会社の日本和装ダイレクトで、新規事業として取り組むサブブランドEC事業を推進するため6300万円の増資することを決めた。受講料無料きもの着付け教室のメインブランドに加えて、「和の総合サイト」をコンセプトにサブブランドEC事業の創造を目指す。従来のオフライン販売方式からオンライン販売チャネルを構築し、未開拓だった20~40代の若・中年層をターゲットに新規顧客を開拓し、顧客基盤の拡大へとつなげる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ