ゴルフダイジェスト・オンライン 23年1―3月期/下取り割サービスが奏功/国内物販売上は9.2%増(2023年6月1日号)

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 ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)の23年1―3月期(第1四半期)における国内のゴルフ用品販売事業の売上高は、前年同期比9.2%増の45億1000万円だった。「下取り割」サービスが奏功し、中古のゴルフクラブの売上高は同142%増になった。
 国内ゴルフ用品販売事業は、ECサイトに加えて、実店舗の販売も含む。売り上げの大半はEC売上高だという。
 「下取り割」サービスは、新しいゴルフクラブを購入するタイミングで、手持ちのクラブを下取り査定し、差額で決済ができるサービスだ。購入した商品が手元に届いたあと、下取りに出す商品を箱に入れ、送り返すことで決済が完了する。
 「実店舗では実際に行われているサービスをECでも実現した。差額で購入できる安心感や、配送面の手間の軽減により、同サービスの利用が伸びている」(IR担当)と話す。
 ウエア販売においては、自社採寸を導入し、購入者がサイズ選びで困らないように配慮している。社内でサイズ規格を統一し、ECサイトの表記を整えている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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