ファンデリー/機能性表示食品を販売/冷凍宅配食では初めて(2023年5月25日号)

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機能性表示食品を販売

機能性表示食品を販売

 糖尿病食や腎臓病食などの通販を行うファンデリーは6月1日、食事宅配サービス「ミールタイム」から、冷凍宅配食では初めてという機能性表示食品を販売する。
 機能性表示食品として販売するのは「豚肉とひよこ豆のカレー」。太陽化学(本社三重県、山崎長宏社長)の「グアーガム分解物(食物繊維)」を使用した共同開発商品となる。「グアーガム分解物」は、腸の善玉菌を増やし、腸内環境を良好にする機能が認められている。糖の吸収をおだやかにして、食後血糖のピーク値を抑える効果もあるという。味や香りへの影響が少ない。
 ミールタイムのユーザーの中に食後の血糖値を気にしている人が多かったため開発に至った。
 04年に開始した「ミールタイム」は、糖尿病や腎臓病など食事制限が必要な人に、塩分やエネルギーを調整した冷凍の健康食を販売している。冷凍宅配食は累計28万人が購入し、5000万食の販売実績を持つ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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