RENATUS ROBOTICS/イー・ロジットと協業/約1・4億円調達、庫内作業効率化へ(2023年5月18日号)

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 自動倉庫システムを提供するRENATUS ROBOTICS(レナトスロボティクス、本社米国、大澤琢真代表)は5月16日、EC物流支援のイー・ロジットから100万米ドル(約1億4000万円)の資金調達を実施したと発表した。
 イー・ロジットが運営する物流センターに、自動倉庫システム「RENATUS」の導入を推進するなど、具体的な協業に向けた検討も進めるという。国内における同システムの導入を強化することで、物流センターにおける庫内作業の自動化・効率化への貢献を図る。
 「物流業務を行う上で『AI』や『自動化』への投資、また『自動倉庫システム』の導入は、業界全体にとって今後欠かすことのできない重要な要素となる」(イー・ロジット 角井亮一代表)とコメントした。
 今後の展望についてレナトスロボティクスは、「経験豊富なイー・ロジットとのタッグで、2024年問題による物流コスト上昇の解決策となるようなソリューションを国内外に向けて展開していく」(大澤代表)と語った。
 レナトスロボティクスが提供する世界初のワンストップ梱包型の自動倉庫システム「RENATUS」は、倉庫内に設置した専用シャトルで商品のピッキングから集約まで行う。適切な梱包材の提供まで自動化でき、1人の作業員で梱包までの業務を完結できるという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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